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スタッフBlog

  • 今回は卒乳断乳相談の実際のところのお話です。


    1,卒乳と断乳のちがい

    「卒乳は赤ちゃん側から母乳を求めなくなること」

    「断乳は、お母さん側から母乳を飲ませるのをやめることを選択すること」

    言葉のちがいはありますが、母乳育児は母子の協働作業なので、どちらが良い悪いはなく、どちらもあります。


    昔は、「1歳で断乳」とよく言われていましたが、最近はWHOや日本でも「2歳までは与えましょう」という方針です。(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」参照)

    だからといって「2歳までは」と、押しつけてはおりません。

    (私自身は、子供2人とも断乳1歳半くらいでした。色々あったなあ、、、)


    ママと赤ちゃんのものですから、二人で決めていきましょう。


    2,ママの「卒乳宣言」

    「周りから言われた」「1歳だから」「保育園に入るから」「赤ちゃんが飲まなくなった」など

    様々な理由で相談があります。

    私はまず、ママはどうしたいですか? 卒乳して後悔しないですか?と、ママ自身のお気持ちを伺います。

    やめたいと思ったきっかけや、卒乳してママが期待していることなど、お話しを伺っています。 


    3,卒乳断乳する際の条件

     ・お子様の発育が良いこと

    理想を言えば、、、

    ・離乳食が順調にすすんでいること

    ・生活、環境の大きな変化がないこと


    4,やめ方

    「急に飲ませなくしてやめるのか、徐々に授乳を減らしていく予定か?」

    ママのイメージや希望と、授乳状況を照らし合わせて、ケースバイケースで対応いたします。

    高速で走っている車と、のろのろ運転の車ではブレーキのかけ方が異なるように、ケアパターンも変わってきます。


    母乳育児を続けることは大変なことです。不安や葛藤の繰り返しです。やめる決断は勇気がいりますし、卒乳しても寂しさがあります。少しでも後悔のない卒乳を迎えられるよう、最後まで寄り添うのも助産師の役目です。


    「助産師 江原」は、断乳前の相談も、断乳後の相談ものっております。迷っている方もどうぞご相談ください。


    まずは、「ご予約・お問い合わせ」画面より、お問い合わせください。


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