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母乳(乳汁)の質について

乳房の機能のバロメーターとしてオッパイの質があり、乳児の成長に反映されます。(専門書を参考にします。)
まず、母乳とミルクの違いを述べてみましょう。人工栄養に使われるミルクは、常に一定の成分であり 味やにおいは変わらなく乳質は固定化されて単一であります。これに対して、母乳は母体の影響を受けてその日その時により変化しています。そのオッパイの変化により刺激が与えられます。この刺激は母体から与えられる生きた刺激で人工栄養では得られないものであります。母乳の刺激は、個々の母体を取り巻く因子によりいろいろな影響を受けています。良いオッパイを見てみましょう。
乳汁の色は、青味かかった白色のものがよい。
乳汁の味は、食物の摂取の種類により様々な味を作りますが、あっさりした甘味のあるものがよい。
混濁の程度として、なるべく透明なものが良い。 粘稠性は、さらっとしているもの。
赤ちゃんの好む乳汁は、自然の旨みがあります。
乳質の悪化を起こさない様に、乳房の管理や生活の上で諸注意がほしいです。
特に、母乳でお子様を育てておられる方は、おっぱいの質の観察ができて、例えば、乳房の管理や食事摂取の上での管理などに注意してゆけるとよいですね。

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