診察日時:お問い合わせください
訪問地域は、調布市より電車で片道1時間以内となりますスタッフBlog
母乳が足りないと思いう時、
母乳育児をして行くと、色々なことにぶつかります。体重のふえが良く、オムツもよく濡れ便も出ていてしっかりと1日8回以上飲んでいるのに、いつも何かを吸いたいようなしぐさを続けることがよく見られます。お母様は「さっき飲んだのに、飲めなかったのかしら」「母乳が足りなかったのかしら」「ミルクが欲しいのかしら」など色々と思い込みます。このような時には、お子様の飲んでいた時の様子をしっかりと観察してください。催乳現象に沿ってしっかりと飲んでいるような時は、お子様によってはいつも何かを吸っていたい欲求がみられることがよくあり、口をパクパクとうごかします。お子様を、縦抱きにしてゆらゆらしてみてください。それで落ち着けば、そのままで良いでしょう。このようなことは、比較的小さい乳児に多いように思います。
お子様の、飲む量はその日により、その時間により飲む量に差が見られます。生後1ヶ月はよく飲みます。生後2ヶ月に入り40から50日位 となりよく飲んでいるが1日のうち決まった時間になると、不機嫌になって、よく泣く時間が出て来ます。その時間は、長いと3から4時間にもなります。母乳をよく飲んだのに泣きなす。その時間は、夕方よりはじまることが多いです。抱っこをしてもあやしてもダメです。これは、お子様の神経の発達によるものであり、お母様は夕方は忙しい時であり対応も難しくなり、夕闇が迫り気忙しい中での刺激を受けると言われます。色々な刺激を受けて、母乳が満たされていても泣く様子に、母親は母乳が足りないと思いがちです。このような時には、母乳は足りています。
また母乳の飲む時間が、一般的に20分と言われますが、お子様の発達により飲む時間10分以下と短くなることがあります。このような場合には、飲む力が強くなりこの時間で従分であるか、離乳食とのバランスはどうか。(離乳食が多いと飲みが減ってしまい、母乳の分泌が低下し易いです。この場合は、母乳がトラブルを起こしやすいです。栄養的には、大きくなります。)また、飲み方が上手くなり、短時間で飲んでいることもあり、母親は、足りないと思いがちであるが問題ない時もあります。月数に沿ったお子様の体重、尿の回数1日6回以上、便の量、機嫌を見ていくようにしましょう。母乳の飲む時間が短くなると、乳汁が溜まりやすくなりますので、搾乳をしましょう。搾乳が上手く出来ない時には、その原因がありますので、どうぞ、お電話を下さい。
CopyRight © 牧京子訪問専門助産師
All Rights Reserved.