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母乳を止める具体的方法について
オッパイを止める方法についての考え方をのべてみましょう。その方法として断乳と卒乳と2つの考え方があります。簡単にいえば、断乳は、お母様の側より計画的に母乳を止める方法です。それに対して、子供の気持ちを考えてやめさせることが卒乳です。母乳を管理して育児を進めて来た方法では断乳がほとんとです。が、お母様の希望により卒乳を行う方もおります。母乳育児を母親が主体的に行って来た方の中には、両者の中でも卒乳が多い様に思います。
具体的にその方法について簡単にのべてみましょう。
断乳を行う場合ですが、まずお子様の発達状況を確認します。お子様が1才を過ぎていて一人で歩ける事、体重が8キロ以上あること、季節が真夏、真冬でなく、乳房にトラブルがないことなどを確認します。家族の協力を確認して日にちを決めて一気に母乳を止める方法です。
卒乳の方法には、母子手帳に断乳の文字が消えて卒乳の方法が増えて来た様に思いますが個人差がある様に思います。お母様により母乳の回数を徐々に減らしていく方法をとる方もおります。1日の母乳の回数の減らし方も個人差があります。その分飲み物や食事で置き換えていくわけです。またお母様によっては、夜間のみ、飲ませていく方法で、昼間仕事に入り行うる方法です。いずれかの方法を取りチャンスを見て止める方法ですが子供が自然に飲まなくなるまで飲ませていくので2歳3歳と飲むのをやめずに飲み続けることがあり母親も辞めることに戸惑ってしまうことがあります。卒乳は、子供の意思もあり長くなりやすいです。お母様が、どうしても卒乳に踏み込めずに悩む方もおります。その様な時には、是非お電話をください。お手伝いを致します。また、卒乳をした後の乳房の管理をどの様にしたら良いか。お困りの時にはご連絡をください。出来ましたら、そのままにして静かに時を待つより乳房の搾乳をしていくことが大切です。どの段階より援助が欲しいのか、お母様の話を聞いて適切な援助を致しております。
更年期以降の乳房トラブルに遭遇しないためにも、授乳後の乳房の管理を行い、爽やかな日々を過ごしたいものです。
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