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母乳育児での基本的な理解が大切です。

ここ数日朝夕は、涼しくなって来ました。長かった夏が秋を迎えたかな、  訪問では、いろいろなことを経験しています。今3人目のお子様を子育て中の方を訪問しています。とにかく、忙しい毎日の様です。このおかあさまは、左乳房の分泌が悪くなってその上離乳食を食べないとおこまりで、子供(9か月、男児)のことを心配しています。様子を聞いてゆくと「上の子どもは、よく母乳を飲んでいた。この子は飲みが良くない」「上の子供は、しっかりと乳頭を咥えていたが、この子は、浅く咥える」「上の子供は離乳食をよく食べていたが、この子はあまり食べない」と常に子供のその時の状況を比較しています。だって皆、個性のある人間であるし、その時の環境や家族の様子やママのおっぱいの様子やその他いろいろ同じではないのです。子供の様子を取り上げて話していますが、大切なことは、その状況をあらわす奥には、そうなる理由があり、決して子供のせいばかりではないことを理解する事が必要になって来ます。母乳で子育てをしようとするお母様は、妊娠中に母乳育児についてのノウハウを理解するための知識を習得しておくと楽な様におもいます。ノウハウをもとに個性のある育児を考えていけると育児にやりがいもあり、楽しくなると思います。上の比較している様子は、子供の側からすると、その理由があるわけで未発達の状況では言葉もなく仕草として表現されます。さて、この症例の左の乳房の分泌の低下ですが、引越し、里帰りなど3人の子を連れての行動で母親の疲れや母乳の管理がうまくできていないことです。育児をしている時には、どんな場合でも、食事、休息、水分の摂取など生活を整え母乳育児を行う上での基本的なノウハウは必要です。そのうえで、乳房にトラブルがないこと、トラブルの対応が出来る範囲であるかどうか助言してもらうことも必要かもしてません。この場合には3か月前より分泌の低下を起こしており、左の乳房の基底部の癒着が起きていて手技の継続的な治療が必要かと思われます。

 

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