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赤ちゃんの向き癖
出産後1か月ほどたってくるとご自分の身体も落ち着き、赤ちゃんの向き癖に気が付くということがありますね。
お母さんの狭い子宮の中にいた赤ちゃんは、そんなに体勢も変えられることなくいたと思います。
お腹の中でくるんと丸くなっていた赤ちゃんですから、生まれてすぐから硬い敷布団に寝かせられると左右どちらかに向いて丸くなろうとします。
それが向き癖の始まりだと思います。正確に言えばお腹の中から向きは決まっていたと思います。
向き癖は頭だけではありません。体全体の向き癖です。
頭の後ろにタオルを丸めて入れてみるのは逆に危険ということもあります。
体全体の向き癖ですので、フェイスタオルを4つ折りにしたようなもの(1㎝程度の厚み)を向き癖とは反対の背中に入れてみてください。1㎝ぐらいでは効き目がないと思うくらいの方がよいのです。真横になるほど入れ込むのは危険ですし嫌がります。
また、タミータイムなどうつぶせにしたときに肩甲骨の周囲を円を描くようにマッサージしたり、首を優しくなでたり、腕を回したりと、ストレッチもかねてやってみてください。
向き癖のあるお子さんは背中も硬くなり辛がって泣く子も多いのです。まずは体の凝りをほぐしてあげましょう。
私のベビーマッサージ教室ではそんなことも盛り込んでやっています。
ところで私たちの頭も触ってみたり鏡で見てください。かなり歪んでいることに気が付きます。
左右バランスの取れた素敵な体の持ち主は少ないと思うのです。
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