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おおらかな子育てを!

今の子育ては数字にこだわりすぎているように感じます。例えば母乳育児を早めにあきらめる方や母乳分泌不足で悩んでいらっしゃる方にお話を伺うと、「母乳は飲んだ量がわからないからミルクを足している」とか「母乳だけだと3時間経たないうちにに泣く。母乳が足りていないせいだと思う」などの声がよく聞かれます。ミルクは3時間おきの授乳ですが、母乳は1時間半から2時間毎の授乳になります。その理由は母乳のほうがミルクに比べ消化吸収が良いからです。体重やその子の食欲によっても違ってきます。大人でも小食の人やいわゆる大食漢みたいな人もいますね。私の学生時代の友人などは一回に摂取する量は少ないのですがすぐに空腹を訴えます。一緒に外出するとちょこちょこ飲食店に立ち寄ることになります。それからランチに行っても「そんなに食べるの?」と聞きたくなる友人もいます。この飲んだ母乳の量を毎回気にするのは産科施設にも問題があると思います。授乳が始まるとよほど母乳育児を応援しているクリニックや病院ではない限りお部屋にはミルクと哺乳瓶があるし、授乳のたびに飲んだ母乳の量を測るよう体重計と計算ができるようにメモみたいな記録紙が置いてあります。大体入院中は経産婦さんと初産婦さんでは乳腺の発達状態が違うので赤ちゃんが飲む量に差が出るのは当たり前のことなのです。ほとんどの産科施設ではマザークラスでは母乳分泌の仕組みの話をさらっと話すくらいではないでしょうか。分泌量に関して何も教えてもらってないのですから経産婦さんや退院前のままの授乳量と比較して「あ~、私は母乳が出ていない。赤ちゃんがかわいそう」とがっくり来る原因なのです。私が聞いた話の中でひどいなと思ったのは産科施設のスタッフが帝王切開したばかりのママに「あなたは帝王切開だから母乳は出ないわよ」と言ったそうです。はなしが横道にそれましたが母乳だけで育てている場合は1時間半くらい授乳間隔があればまず大丈夫。赤ちゃんが機嫌よく排尿は1日6回以上、排便は一日1回以上あればまず心配はいりません。
オムツ交換に関しては今は紙おむつが主流になっています。性能もよくなっていますので排尿は神経質に授乳前後に毎回交換する必要はありません。排便した場合はすぐに変えてあげましょう。
体重に関しては体重計を購入したりレンタルして毎日測る必要はありません。心配ならば新生児期は3日~7日に一回くらい、特に問題がなければ2週間健診・1か月健診で十分です。体重が減少していたり、体重の伸びが極端に少ない場合は別ですが、それなりに増えていればよいと思います。今はどこの自治体でも産後ケアをしているので助産院に相談してみるのもいいかもしれません。
周囲の環境に関しては時々赤ちゃんが寝ているからとシーンとまるで無音状態でカーテンの閉めているお部屋に赤ちゃんだけねんねさせている場合があります。赤ちゃんは成長します。できるだけ早くママたちの生活に慣れておくほうがbetterです。ママのそばでママの存在を感じ安心して生活音に慣れていく練習になります。赤ちゃんのそばで大きな音でTVを見たり音楽を聴く人はまずいないと思います。
大事な大事なわが子なので神経質になるのも理解しますが、おおらかに考えて育児を楽しみましょう

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