牧 京子（出張専門）

母乳育児に慣れて楽しい育児ができる様になった時、乳房のトラブルが起きる事があります。突然に、乳管の一部が詰まり、腫れ上がり痛くなってきたり、乳頭の一部に白いニキビの様なものができてチクチクと痛くなります。乳管が詰まった時の対応として、1、まず、赤ちゃんに上手にいろいろな抱き方で飲んでもらいましょう。すると、詰まっていた塊を吸い出してもらう事ができます。乳栓が抜けた後には、搾乳をして乳汁の流れを良くしましょう。抜けない時には、そのままにしておかず、早めのマッサージを受けましょう。様子を見いていると、抜けるのに時間が、かかりだんだんと抜けにくくなります。なぜこの様な事が起きるか考えてみましょう。その原因としては、カロリーの高い食事の摂取、授乳の間隔の延長、夜間の授乳の中止、母乳が上手く飲めていないなどが主です。

白斑は、乳管の詰まりの跡や乳汁が溜まっている時にその部位の腺がチクチクと痛みます。乳汁の流れか悪い時に出来やすく、一度出来ると 繰り返しやすく治るのに時間を要します。乳頭の排乳口に炎症が起きて表面が白くなります。対応として1、しっかりと上手に飲んでもらう事が大切です。2、乳汁の流れを良くするために食事に注意しましょう。甘いもの、カロリーの高いもの、冷たい物に注意しましょう。マッサージは、乳汁の流れを良くしますので効果があります。3、今は寒いので体を冷やさない様に努めてください。暖かい飲みものをしっかり摂ってください。4、正月は忙しくなりますが、無理をせずに、ゆったりと考え込まずに楽しく育児をして欲しいです。どうぞお大事に、