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母乳をやめる時に大切なこと

若いお母様で、断乳の時の大切なこと(乳汁を取り除き癒着をなくす事、トラブルをなくしておく事)を理解している方が来られます。具体的には、断乳の前に、手技をしてにゅうぼうに溜まっている乳汁を取り除くことを行います。前回断乳の時の方法について簡単に書いていますが、乳汁を取り除き癒着を剥がす事はかんたんに行うのは難しいのです。乳房に乳汁が溜まっていると基底部位が浅胸筋膜に癒着している状態になりますので、十分に飲ませてから行う必要があります。そのままの状態で行う断乳は、次のお子様の時に乳汁が充分に出ずに分泌が不足したり、乳房の緊満が起こったり、硬結の状態を招きやすくなります、更に更年期障害には、頭痛、めまい、耳鳴り、その他、乳房の痛みや高血圧、その他の不定愁訴を起こしやすくなります。それらを予防するためには、乳汁の溜まりをできるだけとりのぞくいていくことが必要です。現在まであまり普及していませんが、流産などでも、出来るだけ、奥の癒着を取り除くことが必要なのです。充分に母乳を飲ませて、その様なトラブルを残さない様な断乳に努めたいものです。

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