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乳児の体重の増加について

子育ての援助をしていて感じることとして、子供の成長の中での体重と身長に個人差が見られます。行政により定期的な健診を受けて医師によりフォローされています。が、お母様は、次のことをしていきましょう。1、母子手帳にある身体発育曲線上に、現在に至る体重、身長を記入していきましょう。発育曲線の中でどの様な線を描いているかを見ていきましょう。(心配であれば、医療職の助言を受けましょう)2、必ず、父母の、体格と類似性を持っていることが多いです。遺伝的なものだけでなく生活環境や食生活、季節や、離乳食などなど色々な影響をうけます。3、乳児期には、体重の増加の中で個人差が大きいので個人差を継続的に見てゆくことが大切です。充分な栄養が取れないと、体重のふえが悪いと身長の伸びが悪くなりついで頭位の順に現れます。頭位は脳の発達に影響します。各計測相互の関連を見て総合的に判断する必要があります。

母乳だけで育つためには、ユニセフ(who)によれば、生理的体重減少は、10%以内、1から2週間で戻るのが良いです。
体重の増加は、各月の体重の増加の基準はありますが、生後6カ月までは1日の体重の増加は10〜30g、 1週間の体重増加は125g以上、1カ月は500g以上増えることが大切です。生後6カ月で出生体重の2倍、1年で3倍です。
(行政の健診では、生後1カ月で1キロ、生後3〜4カ月で出生時の体重の2倍です。)
何らかの問題があると例えば、低体重児など、体重が少なく経過します。また体重の増え方も緩やかに経過することがよくあります。このようなときには、早期の専門の医師に受診することが大切です。また母乳しか飲まない乳児の場合には、母乳を促進する方法をとっていかないと体重の増えが少なく、健診でのチェックをうけることがあります。
健やかな乳児の発達のために、子育て中のおかあさまは、お子様の月数での成長をしっかりと把握していってほしいです。
                          (桶谷の母乳育児支援計画を参照しました。)

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