八王子母乳育児相談室

最近、気になることです。お子様も月数が経つと家の中に置くわけにはいかず、市民の利用する室内のプレイルームにでかけます。元気な子供は、いろいろな子どもや、その場所に置かれているものに触って遊びます。この場合、その後急性の胃腸炎を発病しました。食欲が無くなり、嘔吐と下痢がおきました。２日に母親が家庭内感染をおこしてしまいました。何が問題であるかと申すと、子供は、発病により母乳をいつもの様に6から8回を飲ませてもあまり飲まないで1回が10分以内で経過しました。その後母の発病により母乳の分泌が急速に減り、子供の尿量が1日4回となり、慌てて医者にて投薬を受けました。母乳の回数をふやしても分泌が悪いので怒って辞めてしまい、ミルクを与えても全く飲まず、水分が取れず、離乳食開始により水分の量を増やしてみても尿量の増加少なく経過しました。そこで、産後ケアを思い出して来室する。問題点として、母親が、子供からの感染を防げなかった事です。吐物の処理の仕方、おむつ交換後の手洗い、オムツの処理の仕方、入浴はどの様にしているか。浴槽の消毒、食器の扱い方、洗濯物の取扱い、おもちゃの消毒、いろいろありますが、常にマスクと手洗いを励行していく事です。時には、ロタウイルスでは、消毒にえんそけいの漂白剤が必要です。次の問題点として、母乳育児の大切なことは、この場合では、飲めなくなっている時には、必ず搾乳をする事、夜間もおこないます。(夜間に疲れて寝てしまうと母乳は出なくなります。一般的に、母乳の回数を減らしていくと母乳は分泌が減ります。1日8回が大切です。)子供からの感染を防ぐことは、母親としては大切なことです。しっかりと食事を摂取して、保育者としてのやくわりをとっていかなければなりません。何とか、母乳の分泌をあげて、問題の解決をはかりました。